人魚 マーメイド
(ファーローズ、基本ルールガイドブックP15より)
人魚 マーメイド
ユルセルームの海で、もっともポピュラーな人魚族が、マーマン(マーメイド)である。男性はマーマン、女性はマーメイドと呼ばれる。人口も多く、西方、南方、東方の海に広く分布し、海中にいくつかの共同体も形成されていると予測される。一般的に陸上の種族と接触を持とうとしないが、まれに、地上の世界に好奇心を持つものもいる。なかには人間に変身することのできる者もおり、地上に出てくることもあるのだ。PCとなるマーマン(マーメイド)は、そういった、変身能力を持ち、かつ、異端者である人魚を意味する。
マーメイドの上半身は細くて、長い金髪を持った美しい人魚の娘であり、下半身は銀の魚の尾である。マーマンの上半身は筋肉質の男性的な人間の男であり、多くは髭をたくわえている。
(以上参照文献より)
海に棲む典型的マーメイドの例
体力:3 運動:9 感覚:7 霊感:8 愛嬌:8 美麗:10 威厳:0 畏怖:0
HP:6/5/6 防御力:0
攻撃:基本的に戦闘はマーマン(男性)の分担であり、マーメイドが戦うことはあまりない。
また、肉体的な攻撃は、その非力さにより脅威とはなりえない。
しかしながら、水中では場合によっては相手の行動を邪魔して溺れされることがある。
特殊な例で三叉槍を持つものもいるが、ほとんど武器は所持しない。
むしろ、脅威となりうるのは魔法であり、ほとんどの場合、青もしくは緑の魔法による攻撃である。
時に魔法源のアイテムを持つものがおり、集団で行動するため、一致協力した魔法攻撃は相当の脅威となりうる。
<交渉修正>
愛嬌:+2/美麗:+3/威厳:−1/畏怖:−4
<死亡の際の感情波動>
1〜2 悲しみ (2D6)
3 怒り (2D6)
4 憎しみ (2D6)
5〜6 恐れ (2D6)
特殊能力 昼行性・社会牲
登場数 多数
生息地 あらゆる海域、特に北方を除く海
遭遇頻度 A(ただし向こうが興味を示さないと遭遇は困難)、地理学・民族学、物語、10、15
モラル D
<備考> 最も一般的な女性の人魚族。
地域によっては、マーマン、マーメイドをアモウエンダ(魚にして変りゆく者)、アモウラトス(魚にして定命の者)、などと呼ぶこともある。
あるいは、魚ないしはイルカなどの海棲哺乳類の特徴を持つリエンダの一種族ではないかとの意見もあるが、リエンダに比べると個体数も圧倒的に多く、変身する部位が固定しており、さらに完全に魚、ないしは海棲哺乳類に変化する者もはいないことなどから、主たる認識は半馬人族同様独立した種族であるとのものである。
さらに、水の精霊との姿の強い相似から、精霊由来の転生体であるとの説も存在する。
種族として強くアウルの恩寵を受けており、主たる信仰の対象も当然アウル神である。
霊縁はほとんど水、地縁は当然海である。上記解説の通り髪は金髪、下半身は銀色であるものが多いが、金属光沢を帯びた各種の色を帯びた者もおり、稀にではあるが黒髪の者も存在すると言う。
髪の色と下半身の色素は同系統のことが多い。瞳の色も多様で、最も多いのは青であるが、色素の薄い系統の色、明るい緑や灰色、ハシバミ色などの瞳をもつ者も多い。極まれに黒い瞳をもつ者もいる。
総じて快活で、美しいものを好む。集団社会を尊重し、その中で一生を終える者がほとんどである。
マーメイドは海産物を加工した装身具を好み、真珠、珊瑚、彩りの鮮やかな貝などを、首飾りや髪飾り、耳飾りなどの細工物にして美しく装う。人間の姿を取る時以外は衣服を用いない。(一部、貝殻による胸飾りを身に着ける氏族が見られるが、これはあくまで装飾品としてである。)
マーマンおよびマーメイドについては、人間に変身できる者が存在するが、これは魔法によるものと考えられている。マーマンの場合は体の一部にウロコなどの魚の特徴が残り、マーメイドの場合は話せなくなることから、魔法の要素に性差に関係するものが含まれるのであろうという意見が一般的である。しかしながら、変身した場合も身体、精神活動の能力に変化が出ず、陸上で過ごす上でなんら問題がないという特徴から、マーメイドが喋れないのは社会慣習によるものであり、変身能力自体は種族固有の特性であると唱える意見もある。もっとも、リエンダの例に見られるように、種族固有の特性も永続した魔法の一種であるとも言えるのではあるが。
メロウ種の様に水中で溺れることはないが、外見上明確なエラ穴を持たない。また、海棲哺乳類の様に、一定時間毎の水面上での呼吸を必要としないことから、肺機能の特化、もしくは魔法による呼吸が考えられるが、言葉ある種族への尊厳の問題から詳しい調査はなされて入ない。
種族間の混血については、「これら(人間、鬼、妖精)以外の異種族間では、繁殖を前提にした性交渉は困難と考えられる。龍人族や半獣人などの小種族を含め、これら異種族間の混血は不可能であるか、子供はどちらかの親の種族となるのが通例だろう。」(司史生氏『ユルセルームの性』より引用()内筆者)と言われるように一般的に困難であると考えられる。これはローン種やメロウ種との間についても言えるであろうが、筆者はこれらの事例を知らない。
豊かな乳房からもわかる様に乳児に哺乳する。体温も水中ではやや低目であるが陸上では人間とほぼ同じか若干高めである。生殖器、出産については不明であるが、人間に変身した場合の性行為は人間と同様であると言われる。
食事については、そのコロニーにおける食事の様子についての報告が乏しいので、詳細は不明であるが、一部の魚や頭足類については、食べやすいように切り身にして生食する。この習慣は一部の沿岸部漁村でも見られることから、人魚族からの食文化の伝搬が示唆される。海草や海産物の肉を加工した食料を作り、また海草から酒作りを行ったり、魚の内臓を発酵させて魚醤を作る氏族も存在する。陸上で暮らすマーマン、マーメイドは調理の習慣を持つものもおり、元々その社会においても調理を行っていたことを示唆する発言もある。
今回は、UHA味覚糖の『コレクト倶楽部[七不思議編]』(http://www.uhauha-uha.com/collect/7fushigi/)の「人魚」から。このシリーズ、結構気に入っていて、「天空の城ラピュタ」や「ロック鳥」なんかはそのまんま使えそうだし、「ゼウス神像」、「ネッシー」、「モア」、「ビッグフット」なんかも加工したら博物誌に使えそうなんでそこそこ買いました。その結果、「捕らえられた宇宙人」がいっぱい…使えない…。
ページの後半内容に付いては、例によって自作(偽作?)です。今回は博物誌と言うより、PC向け種族だけど、博物誌風にアレンジ。しかし生物学的特徴とか社会構造とか謎が一杯です。
いんちき博物誌、次は上記の中から、ロック鳥、ビッグフット、モア辺りを考えています。
付記
立体造形を元にしたインチキ博物誌第3弾。雛祭りにあわせて?人魚など。
個人的には「モアイ」と「トロイの木馬」が気に入っていて、机の上に置いてます。
それにしても、最近のおまけってすごくできがいいなぁ。
この『コレクト倶楽部』続いて[古代文明編]が出るらしく、また買っちゃいそうな気配。
ちなみに、瞳の色素が薄いのは、深い水中でも効率よく光が捕らえられるように、とか考えてのことです。
エラは…サメやエイみたいな目立たないやつならあってもいいかなぁ…。
場所は、首回りから耳の辺りまで。実際この辺りは哺乳類でも発生的には鰓由来の器官が多いですし。
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